ドリンク製造ラインは、5時間で25万本のドリンク剤の製造が可能です。
秤量・調製
25t調製タンクは2基設置され、ドリンク剤25万本分の薬液を連続的に 製造することが可能です。
調製作業・次工程への送液・設備機器の洗浄はタッチパネル操作によって自動運転されます。
洗瓶
パレットからコンベアに空瓶を供給します。
ガラス瓶は空瓶検査機にてヒビ割れなどにつき検査した後、製造に供給しています。
空瓶は、およそ85℃の熱精製水で瓶の内外を洗浄したものを製造に使用します。
殺菌・充填
調製した薬液は、90℃以上に加熱して殺菌し、口径5μmのフィルターで濾過した後、1分間に800本のスピードでガラス瓶に充填します。
充填方式は、非接触低重量充填方式を採用しています。また、使用する金属キャップはUVランプで殺菌して使用します。
冷却水によって7分間で45℃以下にします。
キャップ外観検査機、X線内容量検査機、実液検査機にて充填品全ての外観、キャップ、充填量、異物などを対象に検査します。
検査に合格した充填品は、インクジェットプリンターで印字したラベルを貼付します。
全てのラベル貼付品は、ラベル検査機で印字状態やラベル貼付状態について検査します。
ラベル添付品を10本または12本入りに包装します。
包装品に対しても外観検査、封緘検査などを自動で行います。
ケース包装品を、ダンボールに梱包します。
ダンボールに梱包された製品は、パレットに積み上げられ、物流センターに自動で搬送されます。
アルミ缶・ドリンク瓶
アルミ缶:100ml×6本入り
30ml、50mlドリンク瓶の多規格製造も可能
本製造ラインは100mLアルミ缶容器×6本入りおよび、30mL、50mLドリンク瓶の製造が可能です。 これらの製品に対しても、X検査機を採用することで、内容量検査などが可能な製造ラインを構築しています。